日本のお香は体に悪いの?

日本のお香は体に悪いのでしょうか。お香の煙は、肺やからだに負担になるのでしょうか。お香をつかいはじめたばかりの方なら、こうした心配を耳にしたことがあるかもしれません。けれど、そこにどれだけの根拠があるのでしょう。この記事では、その疑問をひととおり整理します。
お香は何でできているのか
お香を楽しむには、ふたつのものが要ります。香りのもとと、熱です。香りのもとは、その名のとおり香りをもち、熱がその香りを立ちのぼらせます。
香りのもとは植物からきています。木、樹脂、種子、根、葉、花など。日本では、こうした素材を粉にし、木からとれる天然のつなぎで固めます。この粉とつなぎに水を加えることで、スティックなどのかたちに整えられます。ここが、インドのお香とのちがいです。インドのお香は樹脂のつなぎを使い、かたちを保つために竹の芯を中に通します。また近年は、香りを足すために精油が使われることもあります。
なお、いまのお香のすべてが天然の素材だけでできているわけではありません。合成の香料や、石油からつくられた成分が使われているものもあります。

お香のたき方
たき方は大きく分けてふたつあります。中東のように、炭や熾火の上で沈香のかけらを間接的にあたためる方法。そして日本のお香のように、スティックに直接火をつける方法です。
お香の煙は空気を汚すのか
ものを燃やせば、燃焼という化学の過程をとおして煙が出て、気体や成分が空気中に放たれます。これはお香でも同じです。ただし、それが空気を汚すものとみなされるかどうかは、煙にどんな成分が含まれるかによります。現在の研究では、一酸化炭素、一酸化窒素、二酸化硫黄といった気体の濃度が高い煙を、風通しの悪い室内で日常的に吸いこむ場合には、からだに影響することがあるとされています。
では、お香は体に悪いのか
お香の煙はどれくらい害があるのでしょう。たばこの煙より悪いのでしょうか。多くの研究が示しているのは、どんな種類の煙であれ、大量に、長く、くりかえし吸いこむことはからだによくない、ということです。
たばこの煙や工場の煙については、量と健康影響について多くの研究があります。ところがお香については、どれくらいが「大量」で、どこからが危険とみなされるのかを示した指針や研究はありません。ただし、ほどほどに使い、いくつかの基本を守ることで、心配をへらせるという点では意見が一致しています。

お香を安心してたくための7つのこと
- 煙を直接吸いこまない:お香をたくときは、煙を直接吸いこまないようにしてください。直接吸いこむと、たばこを吸うのと同じくらいの負担になることがあります。顔から十分に離してお使いください。
- 風通しをよくする:お香をたく部屋では、窓やドアを開けて空気を動かしてください。
- ぜんそくや呼吸の持病がある方:ご自身やご家族に肺の持病がある場合は、毎日みんなが使う部屋ではお香をたかないでください。お香をたく場所を決めておくと、気持ちの切りかえにもなり、煙にふれる量もおさえられます。
- 香りの強すぎるお香は避ける:前にも触れたとおり、いまのお香には強い香りの液に浸したものがあります。香りを強めるために合成の成分が多く使われているということです。
- 天然の植物由来の素材でつくられたお香を選ぶ:余計な化学成分が入っていなければ、煙に出るものも少なくなります。素材のはっきりしたお香を選ぶのが安心です。
- 樹脂のお香を竹芯や炭でたくのは避ける:炭の煙や、樹脂と竹芯の組みあわせは、煙の量を倍にします。一酸化炭素などが増えることにつながり、樹脂そのものも刺激が強めです。
- 微煙タイプに切りかえる:煙が少なく、刺激もずっとおだやかです。
日本の微煙タイプのお香のよさ
煙は少ないほうがよい。そしてお香はどれも同じではありません。だからこそ、お香が体に悪いのではと気になる方には、日本の微煙タイプのお香がいちばんの選択です。
その名のとおり、ほかのお香のような重い煙がありません。頭痛、ぜんそく、アレルギーが気になる方にも向いています。お部屋がせまい場合や、風通しがかぎられる場合にも考えやすい選択です。素材がはっきりしているぶん、香りも自然で、強すぎません。肌あれが起きにくいという点でもやさしい選びかたです。ひかえめでやわらかな香りは、瞑想や、自分をいたわる時間にもよく合います。
よろしければ、Asayu Japanからはじめてみませんか。微煙タイプ12種の香りをご用意しています。うち6種は天然素材のみで合成香料を使わず、残りの6種は香料を加えていません。いずれも兵庫県・淡路島でつくられ、産地のはっきりした素材だけを使っています。
これで、お香を選ぶときの目安がそろいました。たき方について気になることがあれば、コメントでお知らせください。
Asayu Japan チーム
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