からだのにおいが気になる? 日本の柿という答え

からだのにおいは、だれにでもあるものですが、あまり話題にはなりません。お風呂に入りそびれた、暑い日だった、運動をした、そんな衛生の問題だと思われがちです。けれど実際はもう少し複雑です。からだのにおいは、汗だけの話ではありません。汗と、肌の上にいる菌とのはたらきあいから生まれます。
からだのにおいは、どこから来るのか
汗そのものににおいはありません。問題がはじまるのは、汗が肌の常在菌と出あったときです。菌が汗を分解し、いやなにおいのもとになる成分をつくります。とくにわきや足のように、あたたかく湿ったところで起こりやすくなります。
これにかかわる要素はいくつもあります。
- ホルモンの変化
- ストレスや不安
- 香辛料、たまねぎ、にんにく、カフェイン、お酒
- 化学繊維の衣類
- お薬や病気
- 年齢
時のにおい:ノネナールと加齢臭
年を重ねると、肌は変わっていきます。40歳ごろから、からだのなかに2-ノネナールという成分があらわれます。肌の上で脂肪酸が酸化してできるもので、はっきりとした、残りやすいにおいをもち、すこし脂っぽい、草のようなにおいと言われます。
このにおいは日本でよく知られていて、加齢臭と呼ばれます。清潔にしていないからではありません。実際、ふつうの石けんではノネナールは落ちにくいのです。油に溶けるため、肌にとどまりやすいからです。きちんとしているのに、においが消えないと感じる方が多いのは、そのためです。
では、からだのにおいを防ぐにはどうすればよいのでしょう。
「清潔」を考えなおす:役に立つおだやかな習慣
からだのにおいへの対策は、はげしい方法や強い香りではありません。菌をやさしく落とし、肌の健やかさを支え、からだに寄りそう自然な素材を選ぶことです。
小さくても効きめのある習慣をいくつか。
- 毎日シャワーを浴びる。とくに汗をかいたあとに。
- おだやかな抗菌作用のある石けん
- わき、足、皮膚の重なるところ
- 通気性のよい生地
- わき毛をそる、または短くする
- 水分をとり、食べるものに気をつける
- ストレスに気を配る。気持ちの張りつめもにおいに影響します。
年齢とともににおいの変化を感じはじめた方へ。それは自然なことです。そして日本には、長く使われてきたおだやかな方法があります。

日本のこたえ:柿渋エキスの石けん
日本のならわしのなかで、柿の木は移ろい、守り、長寿をあらわしてきました。そしてそれだけではありません。その果実には柿タンニンという、ノネナールやほかのにおいの分子を、そのもとからととのえる力づよい天然の成分が含まれています。
日本の柿石けんは、時間をかけた手仕事の製法でつくられ、健やかで清々しい肌を支えるものとして長く使われてきました。茶カテキンとあわせることで、においのもとになる菌をやさしく落としながら、肌にうるおいを残します。合成香料も保存料も使わず、すっきりと洗いあがります。
この石けんは、においを覆いかくすものではありません。においが生まれるのを、自然に、たしかに、いつもの習慣のままで防ぎます。
小さな変化の美しさ
ときに、いちばん小さな変化が、いちばん大きなちがいを生みます。石けんを変える、軽い生地の服を着る、食べるものを見なおす。日本の柿石けんも、そうした静かな助けのひとつです。素朴で、自然で、調和といたわり、長寿を大切にしてきた文化に深く根ざしています。
清々しくあることは、からだと戦うことではありません。からだを知り、やさしく支える方法を見つけることです。
1件のコメント
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